さて。皆さんには叶えたい夢や目標というのはあるでしょうか?
もし、夢や目標がある人達にとって最も厄介なもの。
それが今回のタイトルでもある「ドリームキラー」と言われるものです。
ドリームキラーとは?
ドリームキラーとは心理学などで用いられ、直訳すると「夢を殺す人」や「夢を壊す人」などと言えます。
では、具体的にドリームキラーとは一体どのような人を指すのでしょうか??
ドリームキラーの特徴
例えば皆さんもこのような経験はないでしょうか?
あなたが夢や目標を本気で話したとして、その際に
「いや、もっと現実見た方がいいよ」
「あなたにそんな事絶対できないよ」
「もっと経験積んでからでいいんじゃない?」
「失敗したらどうするの?」
このように、あなたが本気で夢や目標を持って「やってやるぞ!」と意気込んで話しているにも関わらず、出鼻をくじくように必ず否定してくる人って周りにいませんか?
こういった人達がまさに、「ドリームキラー」と言われる人達です。
私達は、心理学的に本来心地よい空間にいると安心感が生まれ、常にそれを維持しようとします。
これを「ホメオスタシス」といい、またこういった苦痛や不満を感じない領域を「コンフォートゾーン」といいます。
このコンフォートゾーンにはあなたと意気投合した人や身近な人物が集まることが多いと言われていますが、例えばこのコンフォートゾーンの中でゴールの高い目標を持っている人と、ゴールの低い目標を持っている人がいるとします。
このように、目標の高い人と低い人がいて、仮に目標の高い人が夢を語った場合、ゴールを達成する自己評価が低い人は高い人の中のコンフォートゾーンにいると居心地が悪くなるわけです。
その結果、どうするかというと
目標や夢を否定することで、同じコンフォートゾーンの中に留まらせようとする心理が働くのです。
実体験として感じた目標の実現
僕はPT1年目の時に1年目の目標として
「イタリア研修をする!」
という目標を掲げました。
ただ、やはりその時にも周囲からは
「1年目なのにそんなお金あるの?」
「まだ知識と技術が足りないんやない?」
「もっと勉強してから行った方が吸収できるんじゃない?」
「あっちの方治安悪いから今はやめとった方がいいよ」
と言ったような事を沢山言われました。
でも実際に行ってみて、研修を行い帰国して思ったことは
“何とかなるじゃん!”
です。
勿論、道中で予想外の事や、言葉の壁など困難なことは沢山ありましたがそれでも無事に終わり、今こうして次の目標に向かって取り組ませていただいています。
一見困難と思えることも、きちんと向き合って取り組めばやってやれないことはないんだ。
ということを、身に染みて感じました。
自分もドリームキラーになりうる
そういった点でいえば、自分もドリームキラーになり得る可能性を持っています。
まだ、やってもいないのに
「自分にはどうせできないから・・・」
「まだ自分には早い」
「やっても笑われそうだなあ・・・」
「恥ずかしいなあ」
といったように、起きてもいない現実で不安を想起してしまい、自分の目標達成の可能性の扉を自分で閉ざしてしまうのです。
本来、自分のコンフォートゾーンは自分でどこまでも広げられるのです。
しかし、そのコンフォートゾーンを広げるのを邪魔しているのは自分自身だということも大いにあり得ることだと思います。
夢や目標を諦めないで!
もし今、夢や目標があるけど無理じゃないかと悩んでいる方。諦めてしまった方。
絶対にあきらめないでください!
ちょっと自分には手が届かないかなぁ。
くらいの夢や目標があっていいと思うんです。
いくら、周囲から否定的な事を言われたとしても、その目標達成の為に逆算して自分が今何をしなければならないか。
その過程をきちんと積めば、その目標も“何とかなるんです”
「その過程がきついんじゃん」
という方もいるかもしれませんが
それは当たり前です。
それが”努力”です。
努力というのは目標や夢があるから、出来ることです。
つまり、逆を言えば夢や目標がないところに努力はないわけです。
ドリームキラーに惑わされないよう、また自分がドリームキラーにならないようしっかり自分の中で夢や目標を定めて一日一日を大切に生きていきましょう!