新人セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)とリハビリ学生を応援するためのブログ

ネイマール選手と脳卒中の意外な繋がり!?

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皆さんこんばんわー!

 

明日は日曜日ですねー。

僕も明日はお休みなので、今日はお酒でも飲みながらのんびりパソコンかたかたしております。(笑)

 

さーてところでところで(゚ロ゚)(゚ロ゚)(゚ロ゚)

 

最近面白い論文を見つけたんです。

 

その名も

『ネイマール選手の脳活動!!(ざっくり)』

(笑)

 

えっとですね。説明します(笑)

 

あ、ネイマール選手って、そうですあのサッカーブラジル代表のネイマール選手です。

 

お察しの通りこの論文めちゃめちゃスポーツ関連の論文です。

 

今のところスポーツに無縁の僕なんですが、タイトルが面白過ぎてつい手が伸びちゃいました(笑)

 

ではでは一体どんな内容なのかを少し説明していきますね。

 

まずはこの図をご覧下さい。

これはネイマール選手、スペイン代表のサッカー選手、水泳選手、そしてアマチュアのサッカー愛好家の足首をリズム良く動かしている時の運動野脳活動を表しています。

 

この図から分かること。

 

『ネイマール選手の運動野脳活動が圧倒的に小さい』んです!!!

 

脳活動を示した運動野の活動強度を見ても、ネイマール選手の活動度合いというのは他の参加者に比べると顕著に低かったんですね。(゚ロ゚)

 

 

もちろん、足首の運動というのは全員同じ運動をしています。

 

さあ。

これって一体何を意味しているのでしょうか。。。

 

論文の間は少し端折らせてもらいますが、結論を述べますと…

 

『ネイマール選手の脳は他の参加者に比べて、限局した、より少ないシナプス入力で、運動野足領域の細胞群を発火させている』

 

ことを意味しているんです╭(°ㅂ°)╮

 

この知見を支持する研究として、おサルさんにて行ったものがあります。

 

おサルさんが上肢の到達運動を長期間(1年~数年)にわたって行っている最中の運動野の活動を記録したんです。

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ただ、この時2条件に分けました。

⚫目で上肢を見ながら到達運動を行ったおサルさん(視覚誘導課題)

⚫繰り返し練習した運動を記憶から生成する内的課題を行ったおサルさん(身体で覚えた運動課題)

 

結果は…

『目で到達運動を練習したおサルさんの脳活動は沢山発火しました。(さっきの図でいうと広い範囲で白くなったってこと)』

一方で…

『身体で覚えたおサルさんの脳活動は一点に集中するように発火しました(ネイマール選手みたいな感じ)』

 

つまり、この脳活動の発火が一点に集中する現象というのは、長期間身体で覚えたような反復運動を行うと脳内のシナプス結合が強固になるんです。

 

それによって、少ない脳活動であるにも関わらず適切な運動が行える。

 

そのようなメカニズムとなっています。

 

ネイマール選手の研究も踏まえて考えると…

ネイマール選手も長期間にわたってサッカーで足首を含めた運動の反復によって、運動野足領域の細胞は少ないシナプス入力によって効率的に働けるような状態になっていると考えられます。

 

さーーてさてさて。

実は面白いのはここからなんです。

僕の専門とするのは脳卒中後遺症の方なんですが、ここで、脳卒中後の患者様の脳活動をご覧ください。

どーーーーんんんん!!

分かりますか??

 

そうなんです!!!

脳卒中後遺症の方の脳活動って実は働いてないわけじゃないんです!!

 

むしろめっっちゃ過剰に働き過ぎてるんですね。

 

恐らくここは僕の空想の域ではありますが、片麻痺の患者さんが動かない自分の手足を目で見ながら必死に動かそうとしてる時ってこんな風にめちゃめちゃ広範囲に発火してるんだろうなあって思うんです。

 

これらを総括しますと、より円滑で効率化される運動を行う際には、意外と広範囲の運動野活動というのは必要なくて、ネイマール選手のように限局された小さい範囲できちんと働いてくれるというのが大事かもしれないですね。

 

ネイマール選手の脳活動から見える脳卒中後遺症患者様の病態解釈の展望…

 

このように考えると、スポーツとか整形とか中枢とか、そんなものって本来は個々に切り離して考えるのではなくて1人の人間としての復権を考えながら病態を捉えていけたら良いなぁと思います。

 

だって、事実としてネイマール選手と脳卒中が脳活動という研究を通して繋がるんですから^^

 

※ただ、ネイマール選手と脳卒中後の脳活動の論文自体は別々のものですのでご了承ください。

 

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