人の心(ココろ)が集まる場所“カフェココ”
こんにちわ!きんたろーブログ(@kintaroblog)です!
皆さんには『その場所に行けば心が休まる』そんな場所はありますか?
1人になりたいとき。
勉強をしたいとき。
読書をしたいとき。
そんな時にふらっと立ち寄れる場所はありますか?
実は僕には、そんなふらっと立ち寄って元気をもらえる場所が一つだけあります。
それが、福岡市西区にある『カフェココ』さんです。
今日は、僕の大好きな『ココ』さんをご紹介したいと思います。
こんな人にお ススメ ・ゆったりしたカフェが好きな人 ・不登校支援に興味がある人 ・将来独立・開業したい人 |
カフェココのご紹介
福岡市西区、筑肥線今宿駅前の踏切を渡ったすぐ目の前に『カフェココ』さんはあります。
お店の中に入ると
「いらっしゃい。」
と中から暖かい声が聞こえてきます。
店主の“まつぼん”さんこと松本雅彦さんと、いつもおいしいランチや料理を作ってくれる奥様がいらっしゃいます。
そして、テーブルに腰かけると一人の青年が「どうぞ」とお水を持ってきてくれました。
アルバイトで働いているお二人の息子さんです。
そう。カフェココというお店はご家族で営まれていて、アットホームで毎日のんびとした空気が流れています。
ランチは毎日日替わりで奥様が作ってくれるのですが、どれもすごくおいしくて、僕はいつもこれを狙って昼時に行っています(笑)
あとあと、種類豊富なドリンクメニューや料理もありますが、僕は中でもこのホットサンドが凄く好きです!(^^)
それからもう一点!
もう一つおすすめするポイントがこれ!
カフェの一室に、ホワイトボードが壁一面に設置されていて、十数名程が入れる部屋があるんです。
そこでは、様々な方々が勉強会やセミナーなどを定期的に行っていて、僕はこういった施設って中々見かけないし、凄く素敵だなあと思います(^^)
『ココ』という名前の由来
さてさて、ところでカフェココさんの『ココ』という名前の由来。
この名前の意味って何でしょうか。
まつぼんさんに聞いてみました。
『ココ』ってどういう意味なんですか?
『いま“ここ”を生きる』
という意味で名付けました。
生きていると、過ぎてしまった過去に後悔したり、まだ起きてもいない未来に不安を募らせたり。
過去とか未来に自分の心を覆いつくされそうになることが起きるよね。
でも、それって自分ではどうしようもできなくって。
過去は変えられないし。
未来に不安を募らせたところで、でもそれはまだ起きていないことだし。
『過去への後悔でもなく、未来への不安でもない。いま“この時”を生きてほしい』そんな想いを込めて名づけました。
cafeココを始めたきっかけ
「息子の居場所をつくりたい」
お店に入るとお水を持ってきてくれたり、料理を運んでくれる、まつぼんさんの息子さん。
現在、カフェココでアルバイトをしながら学校に通っています。
実は彼は、中学生の頃に学校に行けなくなった経験があったそうです。
まつぼんさんは当初、学校に行けない息子さんを受け入れられず、当時は『学校に行かせよう』としていました。
「どうしたらまた学校に通ってくれるか…」
そんな時、悩んでいたまつぼんさんは、あるきっかけでカウンセリングのスクールに通うようになりました。
ただ、そのスクールに行くことで自分自身が癒されるんです。
そうですね…私は自分が癒されたかったんだと思います。
ただそういった中で、沢山色んなことを学んでいくと、だんだんと『学校に行かなくていい選択もある』ことを知っていったんです。
そして、息子さんに学校じゃない居場所をつくりたい。その思いでカフェココはオープンしたそうです。
息子さんは今では、学校にも通えるようになり、将来は『経営をしたい』というとても素敵な夢を持たれています(^^)
不登校に悩む家族の居場所
最初は息子さんのためにつくった居場所として“ココ”をオープンしたのですが、だんだんと何らかの悩みを抱え、学校に行けない子供たちや不登校に悩む家族の居場所にもなればと、ご夫婦で心理学の勉強を行いカウンセラーの資格を取得しました。
いまでは、カフェココという場所を通して不登校に悩む人たちが少しでも救われるよう活動をされています。
その一つとして『ほろよいカフェ』と題してSNSを通じ、不登校に悩む親御さんの皆さんと交流会を行っています。
FBS特集『目撃者f』より
ここでは、子供の不登校に悩む親御さんと悩みを共有したりしながら、1人では解決できない悩みも、まつぼんさんや、同じ悩みをもつ方々とお話をすることで少しでも気持ちが楽になったり、良い方向に向かっていけるような、そんなお話しが行われています。
まつぼんさんにとって“カフェココ”とは?
現在、会社勤めはやめましたが、それでも僕の仕事はネット環境さえ整っていれば仕事は出来るから、カフェをしながら時間がある時に仕事はいくらでも出来ます。むしろ、サラリーマンだった頃より今の方が好きな時間に好きなだけITの仕事が出来るのですごく充実しています。
まつぼんさんにお話しをお聞きする中で、今ではまつぼんさん自身もカフェココを大切な居場所として、すごく幸せそうにお話しをされていました。
人と一緒にいること、話をすること。
それ自体が私の中ですごく喜びになっていて毎日が楽しい。
本当に自分の居場所としてこのカフェがあるのかなと思っています。
「めんたいplus」より
一歩踏み出せない皆さんへ
・カウンセラー経験0
・カフェの実務経験0
・経営の経験0
全て何もない0から“カフェココ”はスタートしました。
まつぼんさんの好きな言葉にこんな言葉があります。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々」
阿保になることを恐れない。
まずは阿保をやってみて、自分の一度きりの人生好きな様に生きていきませんか?
最後に
僕はこのカフェに来るたびに、もやもやしていた気持ちや嫌なこともなんとなくスッキリするような。
そんな気持ちになれます。
別に悩みを聞いてもらうわけではなし、助言をもらいに行くわけでもないんです。
ただ、この場所にくるとすごくほっとする。
この場所はまるで僕のメンターのような、そんな場所なんです。
いま世の中を見渡してみると、みんなが切羽詰まった顔をしています。ただ、それは僕も含めての話です。
毎朝の通勤では、満員電車の中でスーツをきたお父さんが、今日という一日の始まりを、まるで戦いか何かが始まるかのような、険しい顔で吊革につかまっています。
朝から晩まで働き、お給料をもらうことは『我慢したり、理不尽に耐えるその対価』としてもらっている人も中にはいるかもしれません。
だからなのか。
このカフェに来ると、時間の経過がすごくゆっくりでのんびりと時間が過ぎていくのがなんとも心地いい。
お客さんは常にいるので忙しいはずなのに、お二人は忙しそうな顔一つせずお客さんと沢山おしゃべりをしながら、営まれています。
空いてる時間はこんな感じでお二人横に並んでお仕事。素敵だなあと。。。( ´ω`)
僕も将来こんな風にお仕事が出来たらなあって。
僕はこの場所で、このご夫婦に。
“いまこの瞬間”を大切に生きること。
それを学びました。
これからもこの場所は、僕の心の居場所になると思います。
☆☆ぜひ見てほしい☆☆
実はカフェココさんは昨年、FBS福岡放送の方で特集をされています。
『目撃者f』FBS福岡放送
『めんたいplus』FBS福岡放送①
『めんたいplus』FBS福岡放送②
是非一度ご覧になってみてください(^^)