こんにちわ!きんたろーブログ(@kintaroblog)です!(^^)!
さて。突然ですがクイズです。
常にあなたのそばにいて、一番頼れる助っ人になったり、一番厄介な重荷になったりするもの。 あなたが前へ進めるように背中を押すこともあれば、逆に足を引っ張ることもある。 どうなるかはあなた次第。 任せた仕事のうち半分は、素早くかつ正確にやり遂げます。 扱いは簡単。 厳しくするだけで良いのです。 どうすべきか、はっきりと指示してください。 何度か練習すれば、後は一人でにやってくれます。一人一人の素晴らしい人間のしもべであり、残念ながら全てのダメ人間のしもべでもあるもの。 素晴らしい人はより素晴らしく、ダメな人はもっとダメになります。 機械ではありませんが、同じくらいの正確さで、しかも人間の知能を使って仕事をこなします。ためになることも損になることにも使えます。 これを手に入れ、厳しくしつければ世界はあなたのもの。甘やかせば、待っているのは破滅。 さて、それは一体何でしょう?
七つの習慣~ティーンズ~より
上記の答え、皆さんお分かりいただけたでしょうか?
答えは「習慣」です。
「習慣」とは?
習慣とは「繰り返し行うもの」です。
しかし実際のところ自分の習慣というのはほとんど無意識に行っており、気づかないことが多いです。
例えば「歯磨き」や、朝毎日ジョギングをする人がいるならそれも習慣でしょうか。
ただ、習慣とは単純に歯磨きやジョギングといった何かの「動作」だけではありません。
習慣の中には実は「考え方」といったような部分も含まれるのです。
例えば…
✅常に劣等感を持っている
✅人の悪口を言う
これらは、長年の自分の陥りやすい考え方や思考が習慣化されている代表的なものです。
最初のクイズで書いている通り、良い習慣は私達にとって素晴らしいものをくれるし、悪い習慣はそれ相応の悪い結果をくれます。
ただし先ほども言いましたが、私達は習慣というものには意外と気づかないもので、良いか悪いかは実際のところ自分を見つめ直さないと分からないものです。
ですので今日は、そのうちの「悪い習慣」に陥りやすいものをピックアップして書いていこうと思います。
「悪い習慣」
1.人のせいにする
自分の問題を棚に上げ、常に上司、友達、親など他者のせいにする。また他者だけでなく、それは環境にも及び、自分の落ち度には目を向けず、置かれている環境に常に文句や愚痴を吐く。
2.目的を持たず始める
新しいことなどを始める際に、計画や目標を設けずにその場その場で対処する。 もし失敗しても原因を考えず、次同じことをする時も失敗経験を生かさない。
3.一番大切なことは後回し
自分にとって大切なことは後回し。テレビや漫画、YouTubeなどをみてやらなければならないことは常に先送り状態となってしまい、気づいた時にはもう期限ぎりぎりになっていたりする。 そのくせに、時間がない時間がないと嘆いている。
4.常にこの世は勝ち負けしかない
自分が成功するためには相手が嫌な思いをすることなどお構いなし。 蹴落としてでも「自分さえ良ければそれで良し」という考え方。
5.まず自分が話し、それから聞くふりをする
人と話すときは、まずは自分が話しその後に相手の話を聞くが、聞いている時も聞くフリをしている。 相手が話している時は、次に自分は何を話そうか考えたり、どうやって説得しようか考えていたりする。
6.自己研鑽をしない
「仕事が忙しい」「時間がない」「寝る暇がない」などできない理由を挙げて、自分磨きをしない。
以上のようなものは主に「悪い」習慣ですが、しかし実際のところこの6個の習慣におぼれている人というのはすごく多いのです。
ですから、もし上記の習慣のほぼ全てに当てはまる人がいても落ち込む必要はありません。
なぜなら、習慣は変えることが出来るからです。
もし、6個全て当てはまるのであれば、明日からでもまずは1つずつ変えていく意識をするだけでも全然違うと思います。
性格は変えられる
今現在、自分の性格に劣等感を感じたり自分を変えたいと思っている人はいますか?
もしこのように思っている人がいるのであれば、きっとそれは変えることが出来ます。
なぜなら、そういった性格も長年の習慣の積み重ねである可能性が非常に高いからです。
冒頭で言いましたが、「考え方」というのも習慣です。
現代では「考え方」が良くない場合、これは「性格が悪い」と一色単にされます。
しかし、性格の形成も習慣の積み重ねであると言う風に解釈すると、逆に言えば…
習慣を変えることが出来れば、性格もきっと変えられるのではないでしょうか?
イギリスの作家サムエル・スマイルズはこのように述べています。
思いの種をまき、行動を刈り取り行動の種をまき、習慣を刈り取る。 習慣の種をまき、人格を刈り取り人格の種をまき、人生を刈り取る。
この言葉からも習慣は人格を創るのだということが少しお分かりいただけるのではないでしょうか。
“性格は中々変わらない”
とよくいいますが、それは一体だれが決めたのでしょうか?
一人ひとり、自分のなりたい理想像みたいなものがあると思います。
性格は変わらないからと、レッテルを貼られてしまったら人は成長なんてしません。
ただ、その分自分の嫌な性格を変えたいのであればそれ相応の努力が必要かもしれません。
特に変えたいところが、常に行っている悪い習慣による影響だとすればその習慣を変える事はとても大変で時には苦しいこともあるはずです。
例えば「人の話を聞けない」
という人がいれば、習慣的にいつも自分ばかりが喋り、相手の話しは二の次になってはいませんか?
そうすると、その長年の「自分優先でしゃべる」という習慣を変えなければいけません。
きっと最初はとても苦労すると思います。
「よし。話を聞こう」
と思っても、相手の話しの内容で自分にも当てはまったり、共感してしまう内容がきたら、食い気味に相手の話を自分の話しで覆いかぶせそこからは自分の話しに切り替わっていくかもしれません。
そのぐらい、自分優先で喋ることが習慣化されて生きてきたために喋りたい衝動を抑えることが困難なのです。
ただそうやっていく中でも、「昨日よりかは話が聞けたかも」といったように、自分の悪い習慣と一つずつ丁寧に向き合って改善していくことで、気づいたらなりたい自分に辿り着いてることがあるかもしれません。
そして、そうしていくうちに
「なんか最近変わったよね!」
「すごく話しやすくなった!」
「もっと相談にのってほしい!」
と、その時はきっと自分が最初に気づくのではなく、自分に近い人物(友達、家族、恋人)がそれを教えてくれるはずです。
まとめ
人は自分の嫌な部分からは目を背けたくなる生き物です。
さらに、習慣を変えることは本当に地味だし、目立たないからこそ、継続できないことが多いです。
人は褒められればさらに「頑張ろう!」と思えますが、自分の習慣を変える過程においてはきっと誰からも褒められることはないかもしれません。
しかし、本当に変わりたいと心から思うのであれば、その地道で目立たない努力をコツコツと、まさに山を登る様にやり続けるしかないのだと思います。
この積み重ねがきっと“習慣の種をまき、人格を刈り取る”
つまり「性格を変えていく」ということに繋がるのだと僕は思います。
人格は繰り返し行うことの集大成である。 それ故、秀でるためには一度の行動ではなく習慣が必要である。
アリストテレス