【組織を動かす】‟リーダー”はどうやって誕生するのか

きんたろー
こんにちわ!きんたろーブログです!

 

さて、いきなりですがまずはこちらの動画をご覧ください。

今回は、この『裸の男とリーダーシップ』を題材にして、リーダーの役割やリーダーになる方法というのをお話ししようと思います。

目次

リーダーはどうやって誕生するのか

従来の“リーダー”とその役割

 

皆さんは、リーダーと聞くとどのようなイメージをもたれますか?

 

リーダーというと高い志を持っていたり、周囲を巻き込み先導するという、いわゆるリーダーシップがあるような人をイメージすることが多いのではないかと思います。

 

人で例えるならば、2019年に日本中に歓喜を巻き起こしたラグビー日本代表のリーチマイケル選手なんかはその代表格ともいえるリーダー像です。

 

ただ、もしかすると今はこういったリーダーのイメージは少し変化していて、多様化している現代ではもっと沢山のリーダー像があるかもしれません。

 

では、少し話を変えて…

 

なぜ、組織にはそもそもリーダーという役割が必要なのでしょうか。

 

考えてみると、どの組織を見渡してもその中には必ずリーダーは存在しています。

 

リーダーの役割とは、結論からいうと『ゴールに向かって周囲を同じ方向に動かしていく』ことであると僕は思っています。

 

部活動に例えるなら、キャプテンや部長は『優勝』というゴールに向かって部員を動かす必要があります。

 

一方で、仮にそういったリーダーがいなくなるとどうなるか。

 

個々の意識が高い場合は例外ですが、普通は一人一人が違う方向に向きゴールへと向かわない結果、成果を上げることが出来ません。

 

だからこそ、どこの組織にもリーダーは存在していて、これこそが組織にリーダーが必要な理由です。

 

では、次にこのリーダー的立場の人間をどうやって選ぶかという場合の話しをします。

 

従来、リーダーになるべき人材ってどのような人だったかというと、冒頭で述べたような『リーダーシップのある人』でした。

 

ところが、今回『裸の男とリーダーシップ』から見て取れるリーダーとはどんな人かというと、圧倒的なリーダーシップを発揮するような従来のリーダー像ではありません。

 

では、果たしてリーダーというのはどのように誕生し、かつ組織のリーダーになるためにはどのようなことをしていけば良いのでしょうか。

リーダーはどのようにして生まれるのか

リーダーとバカは紙一重

冒頭の動画『裸の男とリーダーシップ』を見て分かる様に、今回の主人公は“裸の男性”です。

 

彼は当初、リーダーでもなんでもありませんでした。

 

むしろその逆で、周囲からは冷ややかな目で見られていたかもしれませんし、笑われていた可能性が非常に高いです。

 

もしお祭りなんかでこんな人がいた場合、皆さんもきっと同じように捉えるのではないでしょうか?

 

そう、動画の最後にあるような一大ムーブメントが起こる前、たった一人で踊っていた時点において、この男性は周囲からバカにされる対象だったのです。

 

しかし、状況が一変するのはこの後です。

 

ある出来事をきっかけに彼は大衆を巻き込んだリーダーへと様変わりしました。

 

では、そのある出来事とは何か。

 

それが、1人のフォロワーが現れた瞬間です。

リーダーは最初のフォロワーがつくる

当初、周囲から冷ややかな目で見られていた裸の男性。

 

ところが、しばらくすると彼に賛同した男性が現れ、一緒に踊り始めました。

 

彼は、どうすればもっと多くの人を巻き込めるか、自分が踊ることで周囲にそれを教えているのです。

 

すると、それを見た他の人も次々にその輪に加わり、最後には大きなムーブメントが起こり結果、最初1人で踊っていた裸の男性は一気に輪の中心となったのです。

 

冒頭で述べたようにリーダーとは、周囲を1つの方向に向けて引っ張っていくことであると言いましたが、裸の男性は従来のリーダーのように別に声なんかかけているわけではありませんし、引っ張ろうとしているわけでもありません。

 

たった1人のフォロワーが現れたことによって結果的に周囲を巻き込み、リーダーになったのです。

 

つまり、最初のフォロワーは単なる一人のバカをリーダーに進化させたわけです。

リーダーになるにはどうしたら良いのか

人の目を気にせず、挑戦し続けること

この動画からの学び。

 

それは、組織を引っ張っていくリーダーにしろ変革者にしろ、スタートした時にはマイノリティ(少数派)であるということです。

 

裸の男性のように、何か事を始めた当初は周囲から白い目で見られたり、笑われたりすることもあるでしょう。

 

しかし、気にする必要はありません。

 

なぜならば、最初はバカなやつと思われるような人物も、たった1人のフォロワーが増えることによって、瞬く間に大衆を巻き込むリーダーへと転化する可能性があるからです。

 

だからこそ、大切なことは何か。

 

それは、非難されようが誹謗中傷を浴びようが、その行いが誰かのためになったり価値のあるものであればきっと誰かに認めてもらえるので、やり続けることです。

※逆に自身の利益ばかり考えていては誰も賛同してくれません。

 

そのためには、人の目を気にせず、自分が良いと思ったものを信じること。

 

そして、最初から大勢を取り込もうとせず、まずは1人仲間を見つけることから始めましょう。

 

大切なのは、多くの人を統率しようとすることではなく、まずは自分が大切だと感じることややりたいことをやり続けることです。

全員に好かれようとしないこと

大勢を巻き込もうと思った場合、ありがちなのは『皆から好かれようとすること』です。

 

はっきり言って、それは凄く難しいです。

 

また、みんなに好かれようとするとバカになりづらいです。(挑戦できないのと同義)

 

なぜならば、何か突拍子もないことを始めると必ずアンチといわれる評論家がうじゃうしゃ出はじめるからです。

 

アンチを生ませないようにしようと思ったら、何もしないのが一番ですがそれではリーダーとして機能しません。

 

だからこそ、全員から好かれようとしないマインドは持っておく必要があると思います。

 

じゃあ、どれくらいの賛同者を募ればいいの?

具体的に、どれくらいの賛同者を増やすかという話しですが、例えば10人の組織と仮定した場合、この10人全員から好かれようとする必要はありません。

 

先程から述べている通り、まずは、1人仲間をつくることが重要で、最大で6人までフォロワーを増やせば問題ありません。

 

なぜ、6人で良いの?

それは、賛同者が全体の過半数を超えると、逆に乗ってこない人というのが少数派になってしまい、取り残された人たちには『乗り遅れた感』が生まれ始めるからです。

 

だからこそ、皆に好かれようとせず自分の信じたことをやり続け、賛同者を少しづつ増やしていくことが重要なのです。

まとめ

✔リーダーとは、バカになれる人(果敢に挑戦できる人)である

✔リーダーを生み出すのは最初のフォロワーである

✔全員に好かれようと思ったら失敗する

✔周囲を巻き込む場合、賛同者は過半数で良い

 

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