こんばんわ、きんたろーブログです(^^)
さあ。『働き方改革』
最近よく耳にする言葉ではないでしょうか。
『改革』と言っているだけに、これまでの日本人の働き方は、これから徐々に変化していきます。それに伴い、幼少期から常識と考えられてきた勉強の仕方にもこれから今の時代にコミットするように徐々に変化してくるのではないかと思います。
今日は、果たしてこれからの時代を生きていく上で、
『どんな働き方が可能なのか』
『どんな勉強をしていけば良いのか』
これらをお話ししていこうと思います。
強くなる『個』の時代
ユーチューバーという職業
現在、日本では様々な個性を持った人たちの働き方が世の中に大きな影響をもたらし始めています。
その代表的な職種だなと僕が思うのが、『ユーチューバー』と言われる方々。
ひと昔前であれば、一個人が有名になったり、多くのファンを集めようと思えば、テレビなどのメディア関係に注目されなければかなり難しい時代でした。
しかし、現在は俗にいう『テレビ離れ』が進んできていて、それに反比例するように様々なSNSといったツールがどんどん私達の生活に汎化してきています。
そのため、東京の大都会にいようが、地方の山奥に住んでいようがTwitterであればフォロワーの数、YouTubeであれば登録者数など、テレビなどのメディアを利用しなくてもいわゆる“ファン”を作ることが出来る時代です。
裏を返せば、自分の発信一つで多くの人間に影響を与える環境が整っているのです。
そして、これを最も可能にできるもツールが現在、なりたい職業ランキング第一位である『ユーチューバー』です。
『ユーチューバー』って職業というけれど・・・
どうやって収入を得ているかご存知ですか?
ユーチューバーの方の収入源の多くというのは『広告収入』と言われるものです。
一度は見たことがあると思いますが、見たい動画を再生した時に、最初や動画の途中などに短いCMみたいな動画が流れてきますよね?
これが『広告』です。
この広告が『ユーチューバー』と言われる方々の収入源の一つになっています。
ということは広告が流れれば流れるほど、収入は上がっていく原理になります。
ですので、『ユーチューバー』の方々にとっては、再生回数というのがすごく重要になってくるわけです。
それで考えると、登録者数が100万人超の人気ユーチューバーなんかの年収はかなりやばい(笑)
さらに、そういった人気ユーチューバーと言われる人たちに関しては、最近はYouTubeの中だけに留まらず、音楽番組に出演したり、日本武道館でライブを行ったり、芸能人とコラボ企画をしたりと、かなり幅広く活躍しています。
これまでは、アーティストしか目指せなかった、ある程度メディアに取り上げられた人しか叶わなかった、そんな夢みたいなことが実現可能になってきている時代です。
そしてユーチューバーや、最近少しずつ増えてきているインスタグラマーと言われる職業の1番の魅力。
それが
『すきを仕事にする・趣味を仕事にする』
が体現できているということです。
これが本当に昔とは大きく違う働き方の一つです。
『昔』と『今』の働き方の違い
例えば昔であれば、必死に勉強して良い大学に入って、上場企業に就職して・・・
就職してしまえば、経験年数と共に役職をもらい、それに伴い給料は増えていくと。
そして、終身雇用制度があるのである程度安定した暮らしは約束された、そんな時代だったかもしれません。
しかし、その分上司や重役の方に対する接待や残業など我慢しなければならないことは多く、そのため好きなことを仕事にするというよりは、ある程度我慢しながら働く傾向が強かったかと思います。
その背景には、今みたいにスマホなどの電子機器が普及していませんし、趣味を仕事にできるような環境も無かったので当然ともいえます。
ですから、好きなことを仕事にできる人は一握りだったと思います。
しかし、今は働き方が大きく変わってきています。
好きなことを仕事にできる可能性と環境はそこら中に転がっています。
例えばゲームが好きな子がいたとして・・・
家でゲームばかりしていると、お母さんから
「ゲームばっかりしていないで、勉強しなさい!」
と怒られる。
ただ、ここで一つ考えたいのは「勉強しなさい」に含まれる意味です。
一体何の勉強をすればよいのかという話で・・・
昔であれば大学の入試や就職試験のためのいわゆる答えが最初から決まっている問いに答え続ければ良しとされる時代だったかもしれません。
しかし、今はどうですか?
良い大学に入ったからって良い就職先にありつけるとは限りません。
そして、この良い就職先に就くことを目的に大人が「勉強しなさい」というのであればそれは今の時代にコミットしていないような気がします。
なぜなら、今は趣味だって仕事にできるからです。
例えば先ほどのゲームが好きな子を例えて出すなら、自分でゲームに関する攻略の裏技やゲーム実況などをYouTubeにアップするという方法があります。
世の中にゲームをしている人なんて数えきれないほどいますから、需要はかなりあります。
※競合は除いて考えた場合
それでもし、再生回数や登録者数を伸ばしていくことが出来たならば、もはやそれが仕事に変わってしまいます。
ただこのような話になってくると・・
「そんな好きなことだけしてお金稼ぐなんて汚い。」
「もっと汗水流して働け。」
と言う方達が出てくるかもしれませんが、それはその人たちの理屈です。
「お金は汗水流してやっと手に入れられるもの」
という実体験から、お金を稼ぐためには~が必要という自分の中での常識が存在するため、『自分は頑張ってお金稼いだんだから、あなたも頑張りなさい』という押し付が入ってきちゃいます。
昔であれば、実際にそのような働き方をすれば昇進していく時代ですからそれが美学で正解だったかもしれません。
ただ、今は自分が好きなことを仕事にしたいと思えば限りなく可能性はあるような世の中です。
動画コンテンツやSNSなど、テレビなんかでなくても、紙媒体でポスターを作って営業なんかしなくても自分の価値を売ることのできるツールは整っています。
そんな時代だからこそ、この時代に生きる僕らは沢山の事に挑戦できる権利があると思うのです。
勉強は必要?勉強をする理由
勉強をするなら自分の目標に見合ったものを。
さて、ではここまでくると今度の問題は
「勉強は必要であるか」
といった問題です。
「好きなことをしていればそれを仕事にできるなら勉強しなくていいじゃん」
ということになっちゃいますが・・・
どうでしょうか??
僕は
「やりたくなければやらなくていい。(笑)」
と思っています。
ただこれは条件があって、『目的もなくただ消化するためだけに行う勉強』に関してです。
それに時間を費やすくらいなら、好きなことをまず見つけた方が良いと僕は思っています。
●その理由は●
➪➪勉強って本来「学びたい」という『目的志向ありき』でないと身につかないと思うからです。
勉強があって目標を探すのではなくって、目標や、やりたい事、好きなことを先に見つけて、それを達成するために必要なことを勉強すれば良いのでは?
と僕は思っています。
んー、例えば。
就職してからセミナーや勉強会行く人。
学生の頃は自主的に勉強なんてした事がなかった人が就職し、その中で自分に足りないことや、必要性を感じたら、それに見合ったセミナーにお金を払ってまで行きますよね?
これが僕の思う勉強の本質です。
例えば授業など自分がやりたい勉強ではなく義務でしている時って、平気で居眠りをしたり、授業中に携帯を触ったりしてしまう。
そりゃそうです。面白くないですから。
でも、「自分にはこれが必要。これを勉強したい。」と思ったとき、人はどうするか。
お金を投資してまで学ぼうとしませんか?
つまり、やりたい事や、目標さえ見つかれば、人は放っておいても自ずと勉強するんじゃないかと思うんです。
※理学療法士に限って言うなら、学生の頃解剖学も運動学も全く理解できず、とりあえずテストのために用意されている答えを暗記しかしてこなったけど、就職してこれらを理解しなければ臨床が進まないという現状に直面すれば「勉強しよう」と思い、勉強会に行きませんか?これが勉強だと僕は思っています。
リスクと隣り合わせで生きていく
ここでも過去との比較をしますが、昔は『雇われる』がベースにあるので、ある程度責任は自分の上司だったり、管理している人達に及んでいきますが、個の時代である現代は、自由を謳歌できる代わりにその分リスクも自分に乗っかります。
その例として、例えば個人で生きていくためには、必ず生きていくために『お金』が必要になります。
その時に、雇われていれば決まった日に給料がもらえ、年に二回ボーナスが勝手に自分の口座に振り込まれ、税金や諸々の管理は経理の人たちがやってくれていました。
しかし個人で動くとなると、様々なお金に関する問題を自分で解決していかなければなりません。
またお金だけでなく、その事業に関する詳しい専門的な内容までもマネージメントする能力が必要です。
もしそれらに関して勉強せず無知のまま生きていこうとするとどうなるか。
➪頭のいい人たちから利用され始めます。
言葉巧みに歩み寄ってきて、一見自分に損がない話に見えても結果的にみると損をしていたり、また無知がゆえに税金が未払いになっていたり、知らなかったじゃすまされない事が個人で生きていく上で、隣り合わせになってきます。
好きなことをして生きていく上では同時に、このようなリスクも付きまとってくるということだけは頭に入れておかなければならないと思います。
ただ、好きなことをして生きていくのはとても素敵だし、現代に生きる私達は沢山の可能性が詰まった“今”を生きています。
勿論リスクはありますが、ビビっていても何も始まらないので、そのあたりをブレイクスルーしていくために自分に必要な勉強を自分で意思決定していくことがこれからを生きる私達には必要ではないかと僕は思っています。
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