今日は久しぶりに少し自己啓発的な内容。
さて、夢を叶える人の共通点って一体何だろう?
必要条件はきっと沢山あるのだろうけど、僕が個人的に「これは外せない」と思っているのは『tryの数』です。
これ、『try』というワードも勿論大切なんだけど、それよりも意外と大事なのが『数』の方なんです。(と思ってる)
Qなぜ、tryの『数』なの?
なぜ、夢や目標を叶えるためにトライの数が重要なのか。
それは、トライそのものが夢や目標を掴むための”挑戦権”みたいなものだからです。
自分の夢や目標を叶えるために何かに挑戦した場合、上手くいくかいかないかは別として、少なくともチャンスは巡ってきます。
一方で、逆にトライしなければ上手くいかないの前にチャンスすら巡ってきません。
つまり、何事もやってみなければスタート地点にすら立てないのです。
誰が言ったか忘れましたが、こんな言葉があります。
「打席に立ち続けろ」
何が言いたいかというと、打席に立つというのは先ほどの言葉を借りるなら”挑戦権”です。
バッターボックスに立たなければボールを打つ権利さえもらえないのです。
これ、一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実際のところ夢をつかみ取るために『try』の数を増やしている人って案外少ないんじゃないかと思うんです。
飲み会なんかで夢や目標を語っている人に、「そのために何しているの?」と聞くと答えられない人はその典型例ではないでしょうか。
Qなぜ、tryを辞めてしまうのか?
以前、こちらの記事に『try』が出来なくなってしまう理由を書きましたが、今日はちょっと違う観点からお話しします。
『try』することを辞めてしまう、もしくは出来ないのはなぜか。
その一つとして考えられるのは、自分自身の中では努力しているにも関わらず、すぐに成果が出てこないからというのがあります。
なぜならば、努力と成果は必ずしも比例関係ではないからです。
その根拠を、学校などで習う学習曲線を少し使って説明しますね。
実は学習曲線には2種類あって、一つが理想の学習曲線で、もう一つが現実の学習曲線です。
見て頂くと恐らく想像はつくと思うのですが、理想の学習曲線は練習量に対して成果が比例してついてきますが、現実はいくら練習しても報われない時期というのが存在しています。
学習曲線の図でいうなら努力量に対して成果の伸びが平行線をたどっている所です。
実はこの報われない時期というのには名前がついていて、これを『デスバレー(死の谷)』といいます。
Q『死の谷』とは?
『死の谷』とは、研究開発の分野などで主に用いられる言葉であり、研究開発を行っている時に、その開発が伸び悩み中々事業化まで発展しない状況の事をいいます。
つまり、物事を成し遂げるにあたり、その過程で難関や障壁にぶつかっている時期の事を指しています。
いわゆる『天才』といわれるような人たちを別にして、大多数の人はおそらく何か成し遂げようとした際に、必ず一度『死の谷』を経験します。
そして、『死の谷』を経験すると大きく2つの行動パターンに分かれます。
それが、『挑戦し続ける』か『撤退する』です。
撤退する理由は様々ですが、多くは自分の努力量に対する成果にギャップを感じ、それによりトライし続けることが出来なくなるというのが挙げられるのではないでしょうか。
先ほどから述べているように、基本的に成果や結果というのは努力をしていれば徐々についてくると思いがちですが、実際は違います。
成果とは“ある日突然急にやってくる”のです。
まさに、これまで見てきたグラフのようにある瞬間に急激に伸びるのです。
皆さんも、昨日までできなかったことが例えば、翌日まぐれで一回成功したのを機に急に出来る様になったりすることって一度は経験ないでしょうか?
これこそが、グラフでいうと急激に成果が表れ始める瞬間です。
ただ、急激に伸びる瞬間に立ち会うためには条件があります。
それが今回のテーマになっている『try』です。
確かにトライし続けていても報われない時期というのは存在します。
しかし、多くの人がその時期が『死の谷』であることを知らず、この『死の谷』を越えたどこかのタイミングで急激に伸びる瞬間が来ることを知りません。
その結果、理想と現実のギャップに落ち込み、自分には才能がないと思い込んだり、出来ない事を人に笑われるのが怖くてトライを辞めてしまうのです。
これこそが、夢を叶えるための足を止めてしまっているのではないかと僕は思っています。
最後に
何度も言いますが、人には必ず努力をしても報われない時期があります。(死の谷)
だからこそ、まずはそれが存在していることを知り、その上で何度もトライし続けるのです。
トライしてトライして、失敗というデータを蓄積することでアップデートし成果につなげていくことが出来るのだろうと思います。
逆にトライをしなければ、そういったデータは貯蓄できないのでいつまで経っても成果は得られません。
「夢を叶えたい」
「こんな目標があるんだ」
というのであれば、まずは色々考えずバッターボックスに立ちましょう。
話しはそれからです。
※ちなみにこの場合でいうトライとは、仕事を今すぐ辞めて夢を追いかけろといっているのではありません。
その夢や目標を達成するために、必要な知識を集めるのもトライだし、詳しい人に話しを聞くのもトライです。
つまり、ゴールに対して一歩でも近づく行動すべてがをトライなわけです。
急にジャンプアップしようなんて思わなくて大丈夫。
一歩ずつ。
最終的な夢や目標に対して、いま出せるアウトプットを出していけば良いのです。
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