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【 臨床現場で誰よりも効果を出し、結果の出せるセラピストになる】
これは誰しもが一度は心の中で思い、その燃える気持ちを抱いて臨床に挑んだことがあるのではないでしょうか?
ただ、今のリハビリ業界を少し覗いてみるとどうでしょう。
✅仮に結果が出せなくても患者さんは次々にやってきてくれる
✅結果が出せても出せなくても待遇は変わらない
✅いつしかリハビリ自体が業務と同じ繰り返し作業になってしまう
こんなことって…ないですか?
リハビリテーションのシステムと給料の話し
『リハビリテーション』というのは基本的に保険適応内のサービスになります。(自費施設以外)
その為当然、患者様からの手出しは極わずかですので、「お金」に対する意識って意外と低いものがあると感じています。
ただ。。。少し想像してみてください。
もし、自分の1回のリハビリの料金が1万円だったとしたら…
もし仮にこうなったとしても今まで通りに、ルーティンのように、作業のように、患者様をベッドに寝かせますか?
こんな風になれば、火がつき必死にリハビリを行う人が出てくるかもしれません。
が、しかし今のリハビリ業界のシステムで結果を出すことにシビアに取り組んでいる人が果たしてどのくらいいるでしょうか。
最近、あちこちで『理学療法士は給料低い』だの『給料上げろ』だの色んな声があがっていますが、僕個人の意見としては現在の理学療法士の給料は妥当ではないかと考えています。
なぜならば、それほどまでに結果にこだわるセラピストが少ないからです。
冒頭で述べたように、結果が出なくても当たり前のように患者様が来てくれるシステムですから、最初は燃える様に働いていても徐々にその火は消え業務化していく人が中にはいらっしゃいます。
しかし考えてみてほしいことが一点。
当たり前ですが、基本的に『お給料』というのは、『結果に見合う対価』のはずです。(見合わないのがいわゆるブラック企業)
〇結果にこだわらない。
〇結果を出そうと努力もしない。
となれば当然ですが頂く対価も下がるでしょう?
と僕は思っています…
結果が出せなくて困るのは誰?
「そんなこと言ったってすぐに結果なんて出せるようにならないよ」
確かにそうです。
すぐに結果が出せるほど、簡単な職業じゃないと僕も思いますし、僕自身も結果を出せていないかもしれません。
しかしだとしたら尚更、結果を出すために必死に勉強し思考し続けなければならないのではないでしょうか?
「結果が出ない」と嘆いている内に一年なんてあっという間に終わってしまいます。
臨床5年経過したら勝手に結果が出る様になんて残念ですがなりません。
すぐに結果が出せないからこそ、明日からでもすぐに死に物狂いで臨床に向き合って結果を出せるために努力し続ける姿勢が必要ではないでしょうか。
職域やら給料だの、他者に要望するならば、まずは自分自身の働き方を一回見つめてみてはいかがでしょうか?
近道しようとして得られるのは失望とフラストレーションだけである。
どんな分野にせよ、現在の能力レベルが10段階の2であるなら、5に達するためにはまず3になる努力をしなければならない。
『千里の道も一歩から』始まる。何事も一歩ずつしか進めないのだ。
『7つの習慣』より
と、ここまで偉そうに『結果を出すこと』についてセラピスト目線で話してきましたが…
ただ、大前提として結果が出せなくて一番困るのはだれか。
そんな自分を信じて身を任せている患者様です。
患者様は、あなたが業務的にリハビリを行っているなんて思っていないかもしれません。
この人についていけばまた身体が動かせるようになるだろう。と全幅の信頼を置いているかもしれません。
さあ、これをふまえ。
明日からすぐにできることはありますか?