第19回認知神経リハビリテーション学会始まります!

こんばんわ!

 

日本にまた大きな台風が近づいてますね(´Д`;)

週末は大荒れ模様です(´Д`;)

そんな中ぼくは明日から始まる『第19回認知神経リハビリテーション学会』に参加するため大阪に向かっているところです。

 

春からずっと楽しみにしていた今学会。

ようやくです。

なのに台風って….(笑)

 

さてそれはさておき(笑)

僕が今回ものすごく楽しみにしてた理由。

それは

【テーマが素晴らしすぎるからなんです!!!】

ちょっと今日はそれをどうしても伝えたい( ゚∀ ゚)

 

ので、ご興味のある方は少しだけお付き合いくださいませ。(笑)

 

~今回の学会のテーマ~

 

『病態を深化する』

 

んー。短い言葉ですが、凄く深くてメッセージ性の強いフレーズですね。

 

『病態を深化する』

 

さて、一体どういった意味でしょうか??

 

この言葉の意味を今学会の学会長である奥埜先生の言葉から少し引用させて頂きたいと思います。

 

 

どうですか??

 

お分かりになられたでしょうか??

 

捉え方や受け取り方というのは人それぞれで共感できる人もいればそうでない方もいらっしゃるかもしれんね。

 

ただ、ここで僕が奥埜先生の凄いなぁと思うところは

 

認知神経リハビリテーション学会の学会長であるのにも関わらず、認知理論の良いところも当然ありますが、一方で『限界点がある』と言及されている点です。

 

誰しも自分が行っている手技や理論というものに対して、否定的な部分って中々見ようと出来なくって目を逸らしてしまいがちだと思います。

 

しかし、そうではなくて良い部分も勿論認めつつ、限界点や問題点もきちんと見ようと。

 

要は『弱点』と思われる部分に対して真摯に向き合う姿勢が僕は凄く素敵だと思っています。

 

また、そうでなければきっとその学問の発展はないとも思うのです。

 

なぜなら何かが発展する時というのは、必ず否定さされることから始まるからです。

 

当たり前と思われていた定説に対して誰かが『NO!!!』と言うから疑問が生まれ、さらに精度を高めていくことができるのではないでしょうか。

 

そしてそれを体現する様に、自らの学会に真摯に向き合える方が今大会の学会長をされてるという事に大変感激しています。

 

認知神経理論の方法論として、例を出すと『スポンジ課題』というものがありますが、あれをただ病態解釈抜きにしてやっててもただのクイズ大会です正直。

 

違う例を出すなら

AKAやSJF、ボバースやPNF、筋膜リリースなどなど、どれも素晴らしい手技や理論体系はあります。

 

しかし、この手技という方法論だけが先行してしまい、その中に潜んでいる患者様の病態を見逃してしまうと結果的に

『治る人は治る。治らない人は治らない。そして治っても治らなくてもそのメカニズムは不明』

といったようなことになってしまうと思うのです。

 

 

そういうことではないんですよー。

 

と、奥埜先生はTwitterの文面の中で伝えたいのかな?

 

と勝手に解釈してます(笑)

 

要は、方法論ありきで患者様を見ているとそこには常にバイアスが入り続けているので、一旦その先入観をやめて病態解釈をきちんとしていきましょう。

 

その病態解釈として認知理論がツールとして使えるかもしれないし、一方でそれにもまた限界点があるので、そこを皆さんで議論しましょう。

そんなメッセージが込められていると僕は思うのです。

 

そして、それこそが『病態を深化する』というもので、明日から始まる学会のテーマではないかと思います。

 

台風が近づいていますが。。。(笑)

 

ずっと楽しみにしてたこの学会。

 

沢山学んできたいと思います!

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