手技のハイブリッドセラピスト急増中!!ちょっと待っておくれーー(泣)

ここ最近特に若いセラピストの間でよく聞くことの一つにこんなものがあります。

 

「なんか。一つの手技に固執するのはだめだよねー。色んな手技のいい所を取り入れて・・・」

 

といったような言わばハイブリッド思考。

 

うんうん。

 

一つの考え方に固執しない。

 

これは僕もその通りだと思うし、広い視点で学問を追求していくことは必要だと感じています。

 

が、しかし(´°ω°)

 

僕がこういったハイブリッド思考発言をしている人達にちょこーーーっとだけ伝えたいこと。

 

それは

 

「方法論ありきの理論のいい所をかいつまんだところで恐らくそれじゃ応用できへんでーーーー!」

 

てこと。

 

少し解説させてもらうと。

 

例えば、ボバースコンセプトという1つの概念があったとして、これじゃどうにもなんないからPNFを足しましょう。

 

いまのハイブリッド思考をお持ちの方の人ってこういった考えになっている人が話していると多い印象なんですが

 

ただ、これって結局は方法論を増やしただけであって、、、

つまり鉄砲だけ持ってたけど刀を手に入れましたみたいなもんだと思うんですね。

 

ところが本来臨床って色んな患者さんがいてそこには10人いたら10通りの病態が隠れているわけで、それらによって生じる現象の背景には必ずメカニズムが潜んでいますよね?

 

そのメカニズムがあって、理解して初めて僕らは仮説を立てて、それを検証する目的で各種評価をして、その結果この現象にはこの方法論が効果的だろうってことでいわゆる武器をチョイスする流れじゃないかなあって思うんですね。

 

それを、仮説もなし。病態解釈もなし。ましては評価をすっとばして

ボバース!!!

PNF!!!

伝々・・・

 

なんてやってたら、そりゃ上手くいかないよね。ってなって当然じゃないかなあって思うんですがいかがでしょうか?

 

でも恐らくこのような結果、

「ボバースだめだからPNF勉強しよ」とか

「PNF効かないから認知神経リハ勉強しよ」

とかっていう風に、手当り次第勉強しましょう脳になってしまうのではないかと思うんです。

 

これに浸かっちゃうと行く勉強会全て

「How to~」系になっちゃいます。

 

勿論方法論も大事なんですが、最も大切にしないといけないのはこの方法論に至るまでのプロセス(病態解釈)ではないでしょうか。

 

ハイブリッド思考

 

この発想自体は僕も大いにアリだと思います。

 

ただ少し変えさせて頂きたい部分があるとするならば『手技のいい所を寄せ集める』ではなくて、あらゆる基礎学問の分野、つまりバイオメカニクスだったり、神経心理学だったり、生理学だったり、解剖学だったりと、様々な学問を自分の中で理論立てて組み立てていくのが僕は良いハイブリッド思考だと考えています。

 

だって手技自体がそもそもその方法論に結びつくような理論しか取り入れてないですからね?

 

極論を言うとある手技の理論と全く逆の科学的実証がなされてる論文って世界を見渡せば普通にあります。

 

だからこそ。

 

だからこそ、手技(武器)ありきじゃなくってきちんと基礎学問を勉強しましょう。

 

って今日はこれがただ言いたかっただけです。

なのにこんなに前置きが長くなっちゃいました。

すいません(笑)

 

あ、ちなみになぜ今日これが言いたかったかと言いますと、実は

後輩や友達から

「認知神経リハって効果ある??」

て聞かれるからです。

 

╭(°ㅂ°)╮╭(°ㅂ°)╮╭(°ㅂ°)╮

違う。

そもそもその視点が違う。

 

手技概念を方法論としてしか考えていないと、必ずその方法は効果があるかないかでしか考えられないようになっちゃう。

 

僕の中で認知神経リハはあくまで病態解釈のツールであり、病態解釈を行った結果必要とされるならばチョイスするだけです。

 

つまり、万人に通用なんかするわけありません。

 

モノを切る能力(方法)を持ってるハサミが石を切れないように、能力(方法)には必ず制約が付きまといます。

※クラピカの念能力めっちゃ凄いけど幻影旅団にしか効かないのと同じ。→HUNTER × HUNTER

 

その制約を理解するためには対象(石)となるモノの性質の理解が必要なんです。

 

その性質の理解こそが、臨床で言うならば病態解釈である。と僕は思っています。

 

 

 

 

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