【新人療法士さんへメッセージ】臨床で大切にしてほしい3つのこと

きんたろー
こんにちは、理学療法士のきんたろーです。

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国家試験も終わり、春から理学療法士・作業療法士として臨床にでる皆さん。

きっと今は、療法士として臨床に出るワクワク感に加え、それと同じくらいの不安を抱え色んな想像を膨らましている頃ではないでしょうか?

今日は、そんな皆さんへ。

理学療法士になって6年目になる僕きんたろーから、臨床に出てから大切にしてほしい3つのメッセージをお伝えしたいと思います。

ぜひ、最後まで読んでいただき臨床を行なっていく上での一つの考え方として頭の片隅において頂けると嬉しいです。

それでは、始めます。

【新人療法士さんへメッセージ】臨床で大切にしてほしい3つのこと

メッセージ① 自分の臨床を自分の言葉で説明する

現場に出ると必ず行う営みの一つが『臨床推論』です。

臨床推論とは、「患者様の症状を観察し、仮説を考え、評価を行い、その評価結果を元に治療の意思決定を行う。」と、これら一連のプロセスのことを指します。

そのため、現場に出てから療法士に求められる能力の一つに『問題解決能力』があり、これはつまるところ『考える力』のことです。

そして、『考える力』が身に付いている状態とは、どのような状態を指すか?

というと、それは『自分の臨床を自分の言葉で説明できる』ということです。

自分自身の臨床を自分の言葉で説明するためには例えば、「なぜ、私はこう考えたのか?」ということや、「なぜ、その方法をチョイスしたのか?」ということを根拠を持って言語化する必要があります。

この時、「先輩が◯◯をすると良いと言っていたから〜…」や、「セミナーで腰痛には△△が効くと言っていたので〜」なんていうのは、「あなたがどう考えたのか?」という問いに対して正反対の回答になります。

正解か不正解かという話しではありません。

あなたが目の前の患者様に提供しているリハビリテーションに関して、自分の言葉で説明できないという状況が問題なのです。

 

メッセージ② 『あなたのやりたいリハビリ』ではなく『患者様に必要なリハビリ』を

近年は、SNS(Twitter、YouTube、Instagramなど)の普及によってどこでも簡単に知識を入手することができるようになってきました。

特に、オンラインが当たり前になった現代では電子媒体さえあれば遠い県外のセミナーであったとしても容易に受講することができます。(一昔前、地方出身の方は、関東圏でしか開催していないセミナーを受講するために新幹線や飛行機、夜行バスの利用が当たり前だった。)

この知を入手するためのハードルが格段に下がったことは、療法士のスキル向上に大きく貢献するので非常に良いことです。

しかし一方で、知識をいとも簡単に入手できるようになったその代償と言いますか、一つ懸念点というのも出てきたように僕は感じており、それが、知識が独り歩きしてしまい、患者様が置いてけぼりになることです。

 

 

どういうことかというと…

知識を沢山手に入れたセラピストの一部には、目の前の患者様が示す症状を無視した状態(もしくは目に付く症状だけにフォーカスし)、残りは、手持ちの知識で病態を武装していくことがあります。

こうなってしまうと、患者様の真の病態ではなくセラピストが考えやすい病態解釈になってしまう恐れがあります。

よってセミナー等でインプットした知識は、それありきで患者様を診ていくのではなく、患者様の病態解釈を行なっていくための材料として知識を臨床に紐づけていく癖を身につけた方が良いかもしれません。

知識は先行しません。先に見るべきは必ず患者様です。

メッセージ③ 日々の臨床の記録をつけましょう

最後に、「では一体どのように勉強していけば良いのか?」という点について、大変烏滸がましいですが僕から一つアドバイスをさせて頂きたいと思います。

結論から言うと、、、【臨床ノートを書こう】です。

正直これが一番成長速度が早く、かつ臨床思考力が最も高くなる方法だと僕は思っています。

というより、僕自身が新人の頃死ぬほどセミナーに通い尽くした上で、その上で最も実体験として成長できたと感じているのが、この「臨床ノートを書く」ということでした。

日々の疑問のスタートや解決策ってどこに落ちてるかというと、全て臨床現場にしかありません。

だからこそ、臨床で感じた疑問をその時だけに終わらせず、必ず振り返る癖をつけることで…

・どんな論文を読めば良いか
・どんなセミナーに通えばいいか

ということも自ずとわかってくるんじゃないかと思います。

僕はこれまで理学療法士として働いてきて、「臨床スキルや思考力を高めるための裏技のようなものはない」と確信めいたものを持っています。

それは、それほどまでにセミナーで習うことや論文に書いてあることがそのまま臨床で力を発揮するとは限らないからです。

だからこそ、泥臭いかもしれないですがまずは『日々の臨床の記録を必ずつけること』

これに尽きるのではないかと思います。

ラストメッセージ

おsれでは、最後に僕からみなさんに向けてラストメッセージをお伝えして終わろうと思います。

これを読み、少しでもモチベーションを上げ春から活躍してくださることを祈っております。

 

 

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