3年目の理学療法士が『経営学』を学び始めた理由

こんにちわ!きんたろーブログ(@kintaroblog)です!(^^)!

 

さて、こんな僕ですが実は今年の4月から大学院に通い始めました。

 

※ただ現在はまだ仮入学の状態で、実際には今年9月に受ける入学試験に合格しなければなりません。

 

現在は主に経営学に関することを勉強しているのですが、僕が『経営学』を専攻した理由は大きく2つあります。

 

①理学療法士として将来リハビリ専門施設を立ち上げたいから

②自分の生活の舵は自分で握りたいから

 

今日は、自分事の話しで大変申し訳ないですが、ちょっとばかりお話しさせていただこうかと思います。

 

目次

3年目の理学療法士が『経営学』を学び始めた理由

理学療法士として将来リハビリ専門施設を立ち上げたい

 

1つ目の理由はもうそのままで、僕の目標はリハビリの専門施設を立ち上げる事です。

 

僕は以前、主に回復期の脳卒中後遺症患者様のリハビリテーションに関わらせて頂いていましたが、その時1つ問題意識として自分の中にあったのは、「回復期を終えた後のリハビリ環境が整っていない」ことでした。

 

加えて、医療保険制度により発症から180日までしかリハビリを受けることができないという現状なので、多くの患者様から言われるのは…

 

「もうこれ以上私の麻痺した身体は治らないのよね?」

 

ということでした。

 

僕は、近い将来この課題を変えたいと強く思っており、そのための手段として自分自身でリハビリ専門施設を立ち上げ、リハビリを受けたくても受けられない方にサービスが提供できたらと思っています。

 

ただ、実現するためにはこれまでのように医療関連の勉強だけしていても到底難しく、そもそも施設を立ちあげるために必要な知識と、経営していくために必要な『お金』の知識、あとは長く続けていくため必要なマーケティング戦略であったり、ブランディングであったり…

 

そういった部分の能力開発もしていかなければならないと思いました。

 

とはいうもののまだ社会人三年目。

 

経営的な思考なんて管理職の経験すらない自分は持ち合わせていませんでした。

 

特に経営となると100%お金の話しが絡んでくるので、そうなると必然的に『数字』が出てきます。

 

実は僕は算数がものすごく苦手でして…

 

高校の頃の数学の成績はボーダーラインを切るもしくは紙一重で上がるかくらいのレベルでした。

 

だから、正直ものすごく不安はあったのですが(今も毎日不安と戦っています笑)、一方で「いつか起業することに変わりはないんだし、『チャンスがきたら…』なんて口実つくって待っていたら30歳過ぎそう」という思いもあったので…

 

「とりあえずやっちゃえ」

 

ということで、これまで全く触れたこともない経営の分野に飛び込むことを決意しました。

 

自分の生活の舵は自分で握る

ちょっとかっこつけてますけど、これどういうことかと言いますと。

 

現在、あちこちで『理学療法士の将来は…』とか『給料が安い』など色んな声が上がっており、その度にSNSなんかでは悲観的に捉えたり、否定したりと論争が勃発している光景を良く見かけます。

 

また現実な部分でいうと、数年に一度の診療報酬・介護報酬改定の度に自分のお給料のことや働き方に対して一喜一憂してしまうといったことがある様に感じています。

 

今述べたこれらというのは、自分の『感情』『将来の事』『今の働き方』の舵となるものが全て制度や情報に握られている状態になっており、僕はこういった状態を『他人(環境)に人生の舵を握られている』と呼ぶようにしています。

 

実は、僕は以前完全にこの状態になっていました。

 

というのも、SNSなどで『理学療法士の将来・給料云々…』といったような情報が流れると、鵜呑みにして感情も簡単に流されていたからです。

 

そこで考えました。

 

なぜ『自分自身の舵』が環境や他人に握られるといったことが起きちゃうのだろうか?

 

考えた結果、僕が出した答えがこれです。

 

『知らないから』

 

つまり、このような業界関連の経済的な部分やリハビリテーション市場の動向、そういった知識をもっていないために、良いことも悪いことも判別がつけられないのだろうと思いました。

 

すると、結果何が起きるか。

 

情報に振り回されやすくなるのです。

 

これこそが、他人や環境に自分の舵を握られるということです。

 

さらに情報に振り回されやすくなると、次は何が起きるか。

 

意思決定を他人に任せたり、他人の思考に乗っかろうとするのです。

 

「あの人がそういっているから…」

 

「みんなまだ焦ってなさそうだし僕(私)も大丈夫だろう…」

 

このように、自分の人生であるはずなのに、気づいたら意思決定の主語が他者になっているのです。

 

ただ、僕も以前はこういった話しになると、いつも後手に回っていました。

 

なぜなら、知らないからです。

 

そして毎度くる診療報酬の改訂の度に、仕事がどんなふうに変わって、単位の取り方がどんなふうに変わってと…

 

まさに制度に『舵』を握られていました。

 

誰かに意思決定を任せるのはとても楽です。

 

なぜなら、思考を止めても問題ないからです。

 

でも、それではいつまで経っても誰かの人生の土俵の上で自分の人生を歩まなければなりません。

 

自分の給料くらい、自分の仕事くらい、自分で決めたいと。

 

となると、しなければならないことはそういった『業界環境』のことや『発生するお金』のこと、いわゆる一般企業が当たり前のように行っているビジネス経営戦略といった知識を知る必要があると思いました。

 

そういった意味で、『経営』という分野を通して自分自身が所属する理学療法士業界、もっと大きなくくりで考えるならばリハビリテーション業界。

 

これからくるであろう人生100年時代の中で、自分自身がどこの土俵で戦って、どういう風に立ち回るか。

 

取り残されないよう。

 

後手に回らないよう。

 

時代の変化を察知できる思考を学んでいきたい。

 

大変長くなっちゃいましたが、これが理学療法士3年目の僕が『経営』を学び始めた理由です。

 

ただ、まだ始まったばかりです。

 

これからが人生で最も大変であろう数年間になると思うので、必死に食らいついていこうと思います。

 

また、noteの方に学校の進捗状況に加え、良かったことや逆に悪かったところまで僕自身の挑戦の記録を綴っていこうと思います。

 

きんたろー挑戦日記

 

さあ、挑戦だ。

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