富士通の人事異動から学ぶ将来の働き方

こんにちわ!きんたろーブログ(@kintaroblog)です!(^^)!

 

最近はだいぶ昼間も冷え込んできました。

 

体調管理には十分気を付けてくださいね。

 

さて、最近リハ室でリハビリを行っていると、受付の椅子にスーツを着た方々が腰かけているところを多く見かけるようになりました。

 

「一体誰なんだ・・・」

と、一瞬思いましたがすぐ『就活生』だということが分かりました。

 

僕の勤めている病院でも徐々に求人募集が始められており来年入ってこられる方々の見学や面接などが盛んに行われているところです。

 

さてさてそんな中、今日は就職に少し絡めてお話ししたいことが一つあります。

 

理学療法士とは直接関係のある話しではありませんが、今後の自分の働き方という部分に関してはかなり重要な事実だと思いますので、どうか最後までご覧になって頂けると幸いです。

 

さあ。早速ですが、皆さん『富士通』ってご存知ですよね?

 

そうです。

 

パソコンなどの電子機器をはじめ携帯電話などの製品も作っている会社です。

 

皆さんがご存知の通り、富士通は大手の電機メーカーでよく大手電機メーカー八社の一つなんて言われたりもしますね。

 

ちなみに・・・

大手電機メーカー八社とは??

一般に大手電機メーカーといえば以下の会社が挙げられます。

・SONY
・パナソニック
・日立製作所
・東芝
・三菱電機
・NEC
・富士通
・シャープ

 

どれも一度は聞いたことのある会社ではないでしょうか?

 

もしくは、今お持ちになられているパソコンや携帯といった電子機器がこれら会社の製品だったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

というくらい、富士通という会社は一般人を含めほとんどの人が知っている大手企業であることが分かります。

 

今日は、少しこの富士通に関する内容を1つテーマにしてお話ししていこうと思っています。

 

なぜ「富士通」なのか。

 

その理由は、先日ネットで富士通に関するあるニュースが一部で話題になったからです。

 

今日はそのニュースに関してのご紹介と持論を述べさせていただきたいと思います。

 

目次

富士通から学ぶ私達の今後の働き方

事務部門スリム化

先月26日に、ネットニュースにてビックリする記事を拝見しました。

その見出しというのが

『富士通、事務部門スリムに。5千人異動し営業などに転換』

というものでした。

 

これだけでは、どういうことなのかよく分からないので具体的に説明しますと、大手企業の富士通は、社内の総務課や人事担当などの事務に関する部門に所属する約5千人を、営業やシステムエンジニアなどの職種に異動させるというものでした。

 

これ一体どういうことか、少しリアリティに考えると・・・

 

例えば、人事担当を約20年間専門で取り組んできた社員に対して、急に

 

「あなた明日から営業ね。」

 

と言われているようなものと考えてもられば分かりやすいかもしれません。

※明日からなんていうのはないと思いますが・・・

 

このように総務や人事を専門的に行っていた人たちが、急に営業やシステムエンジニアといった役職に異動となるということは、それまで培ってきた経験や知識とはまた別に、全く専門外の分野に飛び込むことになるということです。

 

もしまだ経験が浅いならば、新しい知識・経験を手に入れるチャンスかもしれません。

 

しかし、何十年も専門職を全うしてきた人が急に違う職種になりなさいと言われたら・・・

 

もしあなたがこの異動を言われた立場だったら。

あなたならどうしますか?

 

 

ちなみに、この話には続きがありまして

もし、この異動が難しい場合。

そうですよね。きっと中には受け入れられない方もいらっしゃると思います。

 

そういった場合は・・・

『退職金を割り増し、早期退職を勧める』ということらしいのです。

 

さて、いかがでしょうか??

 

僕個人の意見としては、「遂にこういった日が来たなぁ」といった印象です。

 

どういった経緯で富士通がこのような人事異動を行うかは分かりませんが、僕としては、今後人工知能や、様々な高度な知識を学校で学び始めている子供達が、社会進出を果たし同じ土俵に立った時に、こういった事というのはどの職域においても起こりうる話しだと感じました。

機械やロボットの普及と職域

ここからは、富士通の話しではありません。

 

現在、多くの機会やAIなどのロボットが飛躍的に現代社会の中に進出してきています。

 

気付いたらそういった人工知能は私達人間を上回り、人間が一ヶ月費やして完成させる作業を一時間でこなしてしまう日が来るかもしれないし、もしかしたらもう現実化しているものもあるかもしれません。

 

もしかするとこの先、『アイロボット』という映画みたいな世界が本当に起こるかもしれませんね(笑)

 

それはさておき、もしこれから本当にこういった人工知能といったロボットが私達の仕事にさらに大きく関わり飛躍を遂げた場合どうなるか。

 

例えば一つの会社を例に考えてみましょう。

 

ある会社では、製品や部品を人の手によって製作し、一つの物品の製作時間は約1時間かかるとしましょう。

 

そんな時、急にロボットがその会社にやってきて、人の手によって1時間で製作していた部品を何とそのロボットは1分で仕上げてしまいました。

 

と、そのようになった場合元々それらの仕事を行っていた人達はどうなるでしょうか。

 

もしロボットが入ってきて、今まで人が行っていた仕事を、効率よく、正確に、さらに量産できるとしたら・・・

 

会社にとってみたら、どう考えてもそちらの方がメリットがありますよね。

 

ロボットなどが私達の仕事をとってかわり始めると、それまでそのポジションに君臨していたしていた『人』というのは先ほどの富士通の異動の話しのように新たな職域で頑張るか、退職を迫られるという形は、この先無きにしも非ずだと僕は考えています。

 

『副業』という選択

ではこの先これまで言ったようにロボットや人工知能が仮に私達の職域に大きく踏み込んできたと仮定して、そういった中で私達はどうやって働き方を見つけ、そして生きるために必要なお金を稼いでいくことができるでしょうか。

 

可能性は沢山あると思いますが、今回はその一つとして『副業』というのを挙げたいと思います。

 

一昔前の日本は、終身雇用と言って一つの会社に勤めたらその会社が生涯面倒を見てくれる。

 

そんな世の中だったかもしれません。

 

しかし、今の社会はそれとは異なり、確実に変化してきています。

 

その理由の一つが、今話題の『働き方改革』と言われるものです。

 

この働き方改革の中で最も注目すべき点というのは、企業が公に『副業OKですよ!』と言っていることです。

ですので今年2018年というのは”副業元年”とも言われています。

 

この背景にあるのは・・・

昔の働き方としては、経験年数が上がるにつれて徐々に役職も付いていき、それに伴って給料も上がっていくといった社会でした。

 

しかし現在は、国が財政難というのもあり必ずしもそれが保証されているわけではありません。

 

そこで副業をOKにすることで

 

「うちの会社では給料はここまでが限界です。足りないなら自分で稼いでくださいね。」

 

といったメッセージが込められているのではないかと思います。

 

ただ。

 

これって実は結構チャンスだと僕は思っています。

 

というのは、これまで僕たちが過ごしてきた人生って、必ず誰かが答えを教えてくれていたと思うんです。

 

例えば学校で

先生から指示されたことをする。

・答えの決まっているテストを受ける(暗記でどうにかなる)

・みんなと同じことをするのが美学(いわゆる協調性のある人間を育てる志向性)

 

これまでの人生で私達は、もちろん全員ではありませんが、大多数の人たちが多くの意思決定を答えがあるものに向かってしてきたと思うんです。

 

しかしこれからの時代、上司や会社、偉い人達が答えと称して言っていることにただイエスマンになり従い続けていても、必ずしも安泰とは言えません。

 

自分で何が正しいと思うかを考え、そして自分で意思決定して人生をつかみ取る。

 

僕はこれが大事だと思っています。

そして、これは決して不可能なことではなく、イノベーションの材料というのはきっとはそこら中に転がっていると思うのです。

 

少し話が飛躍してしまいましたが、副業には自分の新しい可能性や好きを仕事にする可能性というのが詰まっていると僕は考えています。

 

理学療法士の世界も、昔は簡単に給料が増えていたようですが今はそうでないことは誰もが知るところです。

 

どうやったら妻や子供を養えるのか。

どうやったら高級車に乗れるのか。

どうやったらマイホームを持てるのか。

どうやったら自由気ままに仕事ができるのか。

 

私利私欲の部分ではありますが、でもまずは自分がどうやったら幸せにハッピーに生きていくことが出来るのか。

 

という部分は、自分自身の人生を考える1つのきっかけになるのではないでしょうか。

 

おわりに

さて、長らく書いてきましたが、今回冒頭でお話した富士通の件をまとめると、こういった職種の異動はきっとこれからあらゆる企業で起きてくることが予想されます。

 

これはPTも例外ではないと僕は思っています。

 

さすがに職種の異動まではないかもしれませんが、ただ今のリハビリテーションの中で正直「PTでなくても出来ること」というのはかなり多いと感じています。

 

例えば単位調整のために、屋外歩行と称してただ歩くだけとか。

 

見つめ直してみたら、僕自身も考え直さなければならないことが沢山あります。

 

これから、PTとして生きていく上で、僕達がやらなければならないこと。

 

それは、自分のためでもありますが同時に大切な家族を守っていくことにも繋がると思います。

 

ただ従うだけでなく、一人一人が考えて動くことて今後の働き方は大きく変化していくのではないかと思っています。

 

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

※なお、このような働き方など僕がいつも参考にさせて頂いている書籍をご紹介しておきます。

何回も読んでいつもこれで自分自身を見つめ直しています(^^)

ご興味のある方いらっしゃいましたら是非一度読んでみてください^^

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