振動刺激療法を行う際の周波数の求め方

きんたろー
皆さん、こんにちは。理学療法士のきんたろーです。

近年リハビリテーション領域のなかで、『振動刺激療法』というのが大きな注目を浴びています。

理由としては、従来のリハビリテーションでは主に筋肉や関節がターゲットとされていましたが、最近これに『脳機能』という部分にトピックが当たり始めているからです。

例えば、急性疼痛に対して行う振動刺激では、運動錯覚を引き起こすことによって二次的に生じることがある脳の変化を防ぐことにつながります。

(ちょっと抽象度が高いですが)急性期にこの脳の変化が起きないようにすることは、痛みの慢性化を防ぐことに繋がるため、特に術後急性期などで患部が動かせない時などに振動刺激は非常に有効な方法となります。

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この他にも運動イメージを想起させやすくするためや、痙縮の抑制など、振動刺激の用途というのは多岐にわたっています。

 

きんたろーのInstagramより引用

このように、現在振動刺激はいろんなところで用いられているのですが、そんな中以前Instagramの方でこのようなご質問を頂きました。

振動刺激を用いる時の強さの設定はどのように行っていますか?

というのも、ほとんどの(振動刺激の)商品は周波数ではなく、“回転数/分”で表示されています。論文上で適切な周波数は分かっていても、今使っている機器がどの程度の周波数なのか疑問です。ぜひ、ご意見頂けないでしょうか?

という内容でした。

つまり要約すると…

振動刺激に関する機器の周波数が分からないときはどうやって調べますか?

という質問ですね。

きんたろーのInstagramより引用

実は、この『周波数が分からない問題』って振動刺激療法を行う際の一つのあるあるでして…

おそらく、これまで振動刺激を用いてこられた方の中にもこの疑問にぶち当たった経験がある方っていらっしゃるのではないでしょうか?

きんたろーのInstagramより引用

というわけで、今回はこの疑問にお答えするために、振動刺激機器の周波数が分からない時の求め方というテーマで解説して行きたいと思います。

ちょうど同じような悩み持ってました!

と、感じたそこのあなた!

ぜひ、最後までご覧いただき今自分が使っている機器の周波数はどれくらいなのかを算出してみてください。

振動刺激療法を行う際の周波数の求め方

【結論】回転数さえ分かれば周波数は計算できる!

早速、結論から言いますと…

基本的に周波数(Hz)というのは、回転数さえ分かれば算出できるようになっています。

で、この時覚えておきたい公式が『1Hz=60RPM』だということです。

RPMとは、『回転数』のことで1分間に60回転するとそれは1Hzに相当するわけです。

そうすると例えば、振動機器の商品詳細欄に「1分間に2600回転しますよー!」と表記されていた場合、じゃあ周波数はいくつなのかというと…

2600÷60=43Hz

となるわけです。

結構簡単でしょ?

きんたろーのInstagramより引用

と、こんなふうに回転数さえ分かっていれば周波数を算出するのは簡単なので、ぜひ今持っている機器の回転数を調べて、そこから周波数を割り出して見てください。

回転数を周波数に割り出す変換サイト

では最後に、自分で計算しなくとも回転数を自動的に周波数に変換してくれる便利サイトをご紹介しておきます。

この簡単なツールを使って回転毎分を周波数の単位として素早く変換する…

簡単にやり方を紹介すると…

①『回転毎分(RPM)』と表示されているハコの横に自分が使っている機器の回転数を打ち込む。

②『ヘルツ(Hz)』と表示されていることを確認する。
※ここが最初は『ミリヘルツ(mHz)』になっていたりするので

③少数は『0』へ

④右側の『→』ボタンを押すと、周波数が表示される。

以上です。

これを使うと、サクッと周波数を割り出せるのでぜひ活用してみてください。

皆さんの明日の臨床が少しでも前に進むこと祈っております(^^)

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