金田洋一(きんたろー)– Author –
金田洋一(きんたろー)
理学療法士/経営学修士
1994年:大分県生まれ/2017年:国家資格(理学療法士)取得後、福岡リハビリテーション病院へ入職/2018年:イタリア(サントルソ認知神経リハビリテーションセンター)へ研修参加/2018年:『きんたろーブログ』開設/2019年:うちかど脳神経外科クリニックへ入職/2020年:グロービス大学大学院(経営学修士課程)へ入学/2021年:脳と脊髄リハビリ研究センター福岡を創業・代表へ就任/2021年:福岡リハビリテーション専門学校 非常勤講師へ就任/2022年:グロービス大学大学院修士課程(MBA)修了/いたみ支援メディア「ペインと。」監修
【学術的成果・掲載記事一覧】
1)金田洋一:脳梗塞により歩行障害を呈した症例 〜痙縮に対する治療戦略〜.福岡支部合同症例報告会,2019
2)金田洋一:腰椎椎間板ヘルニア術後、非罹患側腰部に『えぐられている』身体イメージを持つ症例.認知神経リハビリテーション〜クリニカル・カンファレンス〜,2019
3)金田洋一:身体イメージが障害された右片麻痺患者に対して歩行の再獲得を促した一症例.第28回福岡県理学療法士学会,2019
・グロービス大学大学院より『学生の声』としてインタビュー記事掲載(2022)
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療法士学生さん向け
理学療法士・作業療法士のための国家試験勉強の仕方とコツ
先日、学生の方から「国家試験の勉強はどのように行ってましたか?」との質問をいただきました。 国家試験は理学療法士になるための通過点ですし、いわば学生生活の集大成ですよね。 僕が学生の頃、国家試験勉強で強く意識していたことはどうやったら上手... -
神経科学
歩行練習は意識するべき?しないべき?
こんにちわ!きんたろーブログ(@kintaroblog)です!(^^)! さて以前まで歩行の神経機構ということで、歩行誘発野である「MLR」や「CPG」の説明を行っていきました。 ☆合わせて読みたい☆ 歩行の神経機構①背外側系と腹内側系 歩行の神経機構②歩行誘発... -
神経科学
歩行の神経メカニズムを詳しく解説~歩行誘発野~
きんたろー こんにちわ!理学療法士のきんたろー(@kintaroblog)です! 前回は歩行の神経機構〜腹内側系と背外側系〜ということで、歩行を行う上で基本的な運動制御について解説しました。今日は、引き続き私たちヒトが歩行という動作を円滑に行うための神... -
神経科学
歩行の神経メカニズムを詳しく解説~背外側系と腹内側系~
理学療法士として働いている中で最も考え、必ずテーマとしてあがってくる問題。それが”歩行”ではないでしょうか。 歩行についての勉強は養成校でも行ってきたものの、実際の臨床ではそこで学んできた知識をなかなか結びつけることができない… このようなお... -
神経科学
空間の表象~自己と空間~
私達は、自分の身体に対して意識しなくても指先がどこにあるか、足先がどこにあるかというのは見なくても分かると思います。 これは、「身体図式」により構築された身体の表象であり、赤ちゃんの時から時間をかけて構築されているため、私達は巧みな運動や... -
神経科学
身体所有感のメカニズムとリハビリテーション
私達は目を閉じていても、自分の身体を触っているのか、また他者の身体を触っているのか。というのは特に悩むことなく判断することができます。 このような、私達が"自分の身体は自分のものである"といった感覚や、逆に他者の身体が自分のものではないと分... -
筋骨格系
運動制御の仕組み~ベルンシュタインによる動作構築の概念~
【運動制御の仕組み~ベルンシュタインによる動作構築の概念~】 以前、運動の自由度問題と題しながら人に存在する冗長な運動のバリエーションの制御の仕方を解説していきました。 今回はより具体的に、運動制御の観点から生態心理学的アプローチの一端に... -
リアル臨床
足元を見ながら歩く片麻痺患者さん
【足元を見ながら歩く片麻痺患者さん】 片麻痺患者さんの歩行をみて特徴的な歩行の一つに 「常に足元を見て歩いている」 というものが挙げられます。 また、それは特に歩行を行う通路に障害物や人がいない環境にも関わらず、視線は常に足元にある。 そうい... -
雑記
あなたにとって『治る』とは?~身体性との出会い~
【】 「脳卒中後遺症患者様の麻痺を治したい」 僕は理学療法士1年目から今に至るまでずっとこのキーワードをテーマにしてこれまで臨床に取り組んで来ました。 ただ、この思いを経験年数の積まれた先生方にお話しすると 「あなたにとって片麻痺の回復ってど... -
筋骨格系
筋シナジーパターンと運動制御理論
ヒトはあまりにも冗長(莫大)な運動の自由度をもっています。そのため、一つの場面設定を設けただけでもそれに対応する運動の選択は何通りも存在します。 例えば、『テーブルの上に置いてあるコップを手に取る』という行為ひとつとってみても、コップに上...