痛みの科学– category –
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【腰痛の理学療法】ODIを用いて日常生活活動の評価を行おう!
慢性腰痛患者様の日常生活活動(ADL)の障害の程度を把握するための評価として、Oswestry Disability Index(ODI)というものがあります。 慢性腰痛に対する活動量の評価で世界的に最も使われているのは、Roland‒Morris disability questionnaire(RDQ)で... -
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【保存版】痛みがある時に処方されやすい薬剤一覧
痛みのリハビリテーションを進めていく上で、必ず抑えておきたいこと。 それが、投薬情報です。 そこで、今回は痛みを伴う患者様に対してよく処方される薬を一覧でまとめてみました。 それぞれの薬がどのような作用機序で鎮痛効果を発揮しているのかについ... -
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【腰痛の理学療法】RDQって知ってる?腰痛特異的な活動量の評価方法を抑えよう!
RDQとは、 Roland-Morris Disability Questionnaireの略で、腰痛によってどれくらい日常生活活動が障害されているかを患者自身が評価する方法です。 RDQ日本語訳 Roland-Morris(ローランド・モリス)機能障害質問表 RDQは国際的に最も使用され... -
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【DNICとは何?】疼痛に対するアプローチとそのメカニズムを解説
私たち人含め、動物において「身体のある部位に与えた刺激により別の部位の痛みが抑制される現象」が生じることがあるのですが、これを広汎性侵害抑制調節(diffuse noxious inhibitory controls:DNIC)と言います。 ヒトにおけるDNIC様現象は『condition... -
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「姿勢が悪い=腰痛になる」はもう古い!〜姿勢アライメントisキング的思考から脱却する7つのポイント〜
「腰痛の原因をアセスメントしなさい」 と言われた時、おそらく5人に1人くらいは(いやもっといるか)、姿勢アライメントに言及するのではないかと個人的に思っているのですがいかがでしょうか? 日々のリハビリテーションの現場や整体、整骨院業界などを... -
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【その症状は疾患由来なのか?】研究から読み解く腰部脊柱管狭窄症の真実
整形外科クリニックや脳神経外科クリニックを始め、(特に高齢者における)腰痛関連で特に多い疾患の一つに『腰部脊柱管狭窄症』というものが挙げられます。 この疾患の特徴的な症状としては、下肢の痺れや痛み、そして長時間歩くと下肢の痺れや倦怠感が強... -
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【痛みのリハビリ】慢性腰痛に対する最も効果が高い運動療法はこれ!
リハビリテーションの現場をはじめ、整体院や鍼灸・整骨院などで恐らく最も多いであろう疾患。 それが、『慢性疼痛』ではないかと思います。 ここでいう慢性疼痛というのは例えば、術後3ヶ月以上経過しているのに一向に痛みが減らない方や、患部の炎症はす... -
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【ペインマトリックス入門】痛みに関連する脳領域一覧
痛みのメカニズムを理解していく上で必ず抑えておきたいこと。 それは、痛みの伝導路が最終的に投射する領域は「体性感覚野だけじゃない」ということです。 もちろん体性感覚野にも投射するのですが、それはあくまでも『外側脊髄視床路』の話しです。 痛み... -
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【論文解説】慢性疼痛に対する運動療法の効果や評価まとめ
皆さんは、慢性疼痛患者様のリハビリテーションを進めていく際に、運動療法についてどのようにお考えでしょうか? 中には、「徒手療法こそ至高!」だったり、「物理療法でサクッと解決!」と、それぞれの手法を重要視している方もいらっしゃると思います。... -
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【論文解説】痛みに対して生物医学モデル的解釈が蔓延してしまう理由まとめ
近年、慢性疼痛に対するリハビリテーションの考え方の一つとして『生物医学モデル』ではなく『生物心理社会モデル』という枠組みで病態を捉えていくことの大切さが謳われ始めています。 しかし、とはいえ実際の現場を見渡してみると、「姿勢アライメント i...