2022年– date –
-
症例発表&論文
【療法士の多くが勘違い?】エビデンスのレベルを正しく理解しよう
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーション業界に携わるセラピストの皆さんであれば必ず意識するであろう『エビデンス』ですが、実は一定数の方はこのエビデンスを誤って解釈している可能性があります。 そこで今回は… エビデンスの誤... -
痛みの科学
「姿勢が悪い=腰痛になる」はもう古い!〜姿勢アライメントisキング的思考から脱却する7つのポイント〜
「腰痛の原因をアセスメントしなさい」 と言われた時、おそらく5人に1人くらいは(いやもっといるか)、姿勢アライメントに言及するのではないかと個人的に思っているのですがいかがでしょうか? 日々のリハビリテーションの現場や整体、整骨院業界などを... -
臨床推論系
【療法士必見】臨床推論で失敗しがちな2つの思考パターン
理学療法士や作業療法士の皆さんが働く臨床現場では、日々患者様が抱える病態を紐解き、そしてその病態解釈に基づいた方法論を意思決定するということが常に行われています。 このような、病態解釈から方法論を意思決定するまでの一連の営みを『臨床推論』... -
症例発表&論文
【PubMedの使い方】無料論文を全文表示したい時の手順を解説
論文を読もうと思った時、みなさんはどのようなサイトをお使いでしょうか? 現在、論文が読める代表的なウェブサイトは以下のサービス等があります。(他にもあったら教えてください) 代表的な論文検索サイト一覧 PubMed Google scalar CiNii Articles J-... -
症例発表&論文
【論文の要約だけでは不十分】効果的な論文読解法とその重要性
以前、「論文を読むときに絶対やっちゃダメなこと」というテーマで、論文を読むときに必ず抑えておくべき点について解説したのですが、今回はその続編です。 前回の内容を簡単におさらいすると… 論文を読むときにやっちゃいけないこととして「アブストラク... -
臨床推論系
【ドラゴンボールから学ぶ】臨床で起きがちな誤った推論展開
今回は、『臨床推論で起きがちな誤った推論展開』というテーマでお話ししていきたいと思います。 理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーションセラピストのほとんどは、毎日の臨床で臨床推論を行なっていると思います。 この作業を円滑... -
痛みの科学
【その症状は疾患由来なのか?】研究から読み解く腰部脊柱管狭窄症の真実
整形外科クリニックや脳神経外科クリニックを始め、(特に高齢者における)腰痛関連で特に多い疾患の一つに『腰部脊柱管狭窄症』というものが挙げられます。 この疾患の特徴的な症状としては、下肢の痺れや痛み、そして長時間歩くと下肢の痺れや倦怠感が強... -
症例発表&論文
【日頃の発言は大丈夫?】事実と感情論は分けないと議論にならないという話し
本日は、「事実ベースの話しをしているのに感情論が混じっちゃうと全然話しが進まないので気をつけようね」という話をします。 この問題はリハビリテーション業界における療法士界隈はもちろん、病院内などで他職種を巻き込んで行われるカンファレンスの中... -
臨床推論系
【臨床推論上達法】仮説の量は◯◯に依存する
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーションセラピストが臨床現場で必ず行うこと。 その一つが『臨床推論(clinical reasoning)』です。 これは患者様の病態を適切に解釈し、その解釈に基づいた結果どの方法を用いるのが一番効果的な... -
神経科学
【最新版】痙縮に対する振動刺激療法の最適な設定条件はこれだ!
本日は、脳卒中後遺症患者様の上肢痙縮に対する治療アプローチの一つである、『振動刺激』の効果と周波数や適切な頻度などの疑問を解決していきたいと思います。 脳卒中後の痙縮に対する振動刺激療法については、現在数多くの論文が存在していますが、一方...