2022年– date –
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臨床推論系
【バイアスシリーズ④】交絡因子の存在を理解しておくだけで推論の質が飛躍する
現在、シリーズでお伝えしている『臨床でよくありがちなバイアス』について。 初回は『早まった一般化』を、第2回は『確証バイアス』、そして第3回となる前回は『三た論法』について解説していきました。 このバイアスシリーズもいよいよラストとなり、今... -
臨床推論系
【バイアスシリーズ③】三た論法によって誤った方法論の意思決定をしてない?
現在、シリーズでお伝えしている『臨床でよくありがちなバイアス』について。 前回は『確証バイアス』を、そして前々回は『早まった一般化』について解説していきました。 今回はシリーズ第三弾、『三た論法』についての解説を行っていきたいと思います。 ... -
臨床推論系
【バイアスシリーズ②】確証バイアスによって都合の良い情報ばかり集めちゃう人へ
現在、シリーズでお伝えしている『臨床でよくありがちなバイアス』について。 前回は、その一つである『早まった一般化』について解説していきました。 今回はシリーズ2つ目、『確証バイアス』についてお話ししていこうと思います。 これはですね。 まぁー... -
臨床推論系
【バイアスシリーズ①】早まった一般化によって推論が偏る人っているよね
『バイアス(思考の偏り)』 これは、臨床を行っていると必ず誰しも(一度と言わず)経験するものだと思います。 バイアス?なんだそれ? 平たくいうと、『臨床推論を行う際に真実を歪ませてしまう要因になる偏った思考のこと』これがバイアスです。 『バ... -
症例発表&論文
【先輩セラピストの皆さーん】症例発表時『考察』を見る際のポイント
さて、今日はですね。 今後、後輩や学生の指導にあたる予定の先輩セラピストの皆さんに向けた内容でございます。 特に、レポートなり症例発表における抄録の『考察』部分ですね。 ここを指導するときのポイントについて、少し解説していこうかななんて思っ... -
痛みの科学
痛みのリハビリテーション〜患者教育の実践方法〜
さて、この記事でお話ししたい内容は『痛みのリハビリテーション』についてです。 “痛み”は理学療法士、作業療法士をはじめトレーナーや柔整、鍼灸師といった多くの職業の皆さんにとってとても馴染み深い症状の一つであるかと思います。 そこで今回は、痛... -
神経科学
屈曲反射を利用し麻痺側下肢の筋活動を起こす方法
今回は、筋出力が随意的には引き出せない病態を持つ患者様に対して有効な方法論を一つご紹介していきたいと思います。 『筋出力が随意的に引き起こせない病態』で代表的なケースといえば脳卒中などが挙げられますが、今回はそういった方に対する介入方法の... -
臨床推論系
【発表が苦手な皆さんへ】自分の意見を上手に伝えるためのコツ3点
さて、今日は自分の意見を上手に伝えるためのコツみについて持論を展開していきたいと思います。 この辺りは、症例発表の質疑応答場面やカンファレンスで意見を求められた場面においてよくあるケースでして… 「何を話しているのか途中でわからなくなってし... -
臨床推論系
【症例発表時のポイント】主張は“Apple to Apple”で!
今回は、症例発表を行う際「何かを比較して結論を出す場合は、その比較するもの自体が適切か?みたいな論点は必要だよね。」という話しをします。 いわゆる、『Apple to Apple』というやつで、「良質なりんごである」と結論を出すためには、当たり前だけど... -
臨床推論系
臨床推論力を高めるためのロードマップ
みなさんは、臨床で一番必要なことは何かと聞かれたら何と答えますか? 「治療技術?」、「知識?」、「人間力?」 もちろん、どれもとても重要です。 かつ、これ以外にもセラピストの皆さんにとって大切にしていることはあるかと思いますが、あえて僕は明...