神経科学– category –
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神経科学
【最新版】痙縮に対する振動刺激療法の最適な設定条件はこれだ!
本日は、脳卒中後遺症患者様の上肢痙縮に対する治療アプローチの一つである、『振動刺激』の効果と周波数や適切な頻度などの疑問を解決していきたいと思います。 脳卒中後の痙縮に対する振動刺激療法については、現在数多くの論文が存在していますが、一方... -
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運動イメージを定量的に評価する方法〜bimanual circle-line coordination task(BCT)〜
近年リハビリテーションの現場において、『運動イメージ』を臨床に用いるケースというの増えてきており、特に脳卒中後遺症や切断、CRPSをはじめとする慢性疼痛の領域においてその効果の高さが実証されてきています。 どれほどアツい領域なのか、気になる方... -
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【神経系から紐解く】力を抜くためのメカニズムを一覧でまとめてみた
リハビリテーションの現場等でよくぶつかる問題の一つに、患者様が「力を抜くことができない」もしくは「筋肉を緩めることができない」ということってないでしょうか? 実際の現象で例えるならば、『防御性収縮』がその代表例ではないかと思います。 防御... -
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【急性期リハビリ】脳卒中後のミラー療法って効果あるの?
先日、僕のインスタグラムのDMの方へこんな質問が届きました。 はじめまして、いつも投稿拝見しております。一点ご質問があります。現在、急性期病院に勤務しており脳卒中の患者様を担当しております。麻痺側の随意運動が起こせないので、ミラー療法を用い... -
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表在感覚検査の検査精度を高める方法
さて、本日は『表在感覚検査の検査精度を高める方法』というテーマでお伝えしていこうと思います。 今回の記事では、現在一般的な表在感覚の検査方法となっている、毛筆やティッシュなどを用いて行うやり方に「そこそこ疑問を感じている」もしくは「何とな... -
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屈曲反射を利用し麻痺側下肢の筋活動を起こす方法
今回は、筋出力が随意的には引き出せない病態を持つ患者様に対して有効な方法論を一つご紹介していきたいと思います。 『筋出力が随意的に引き起こせない病態』で代表的なケースといえば脳卒中などが挙げられますが、今回はそういった方に対する介入方法の... -
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補足運動野を活性化すると歩行の◯◯が改善する
さて本日は、神経科学どっぷりの内容でお送りして参ります。 テーマは、「脳卒中後遺症患者様の補足運動野に対して経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を行った時に、歩行能力そして皮質脊髄路がどのように変化するのか?」というもので、今回はそれを調べた実際の... -
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振動刺激療法を行う際の周波数の求め方
近年リハビリテーション領域において、『振動刺激療法』というのが大きな注目を浴びています。 理由としては、従来のリハビリテーションでは主に筋肉や関節がターゲットとされていましたが、最近これに『脳機能』という部分にトピックが当たり始めているか... -
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『身体図式』の図解とリハビリに活かす考え方
日々、リハビリテーションに携わっている方であれば一度は聞いたことがあるであろう単語の一つに『身体図式』というものがあります。 『身体図式』が主に使われる場面を考えてみると、よくあるケースは神経疾患のリハビリテーションを進めていく際に、臨床... -
神経科学
運動学習を行っている時の脳活動について解説
リハビリテーションの現場において『運動学習』というのは、とても大切で必要不可欠なテーマの一つです。 なぜならば、私たちが日々対象とする方の多くは、リハビリテーションによって様々な運動を学習していくことで基本的動作や応用動作の回復を図ってい...