新着記事
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神経科学
【神経系から紐解く】力を抜くためのメカニズムを一覧でまとめてみた
リハビリテーションの現場等でよくぶつかる問題の一つに、患者様が「力を抜くことができない」もしくは「筋肉を緩めることができない」ということってないでしょうか? 実際の現象で例えるならば、『防御性収縮』がその代表例ではないかと思います。 防御... -
痛みの科学
【ペインマトリックス入門】痛みに関連する脳領域一覧
痛みのメカニズムを理解していく上で必ず抑えておきたいこと。 それは、痛みの伝導路が最終的に投射する領域は「体性感覚野だけじゃない」ということです。 もちろん体性感覚野にも投射するのですが、それはあくまでも『外側脊髄視床路』の話しです。 痛み... -
痛みの科学
【論文解説】慢性疼痛に対する運動療法の効果や評価まとめ
皆さんは、慢性疼痛患者様のリハビリテーションを進めていく際に、運動療法についてどのようにお考えでしょうか? 中には、「徒手療法こそ至高!」だったり、「物理療法でサクッと解決!」と、それぞれの手法を重要視している方もいらっしゃると思います。... -
痛みの科学
【論文解説】痛みに対して生物医学モデル的解釈が蔓延してしまう理由まとめ
近年、慢性疼痛に対するリハビリテーションの考え方の一つとして『生物医学モデル』ではなく『生物心理社会モデル』という枠組みで病態を捉えていくことの大切さが謳われ始めています。 しかし、とはいえ実際の現場を見渡してみると、「姿勢アライメント i... -
臨床推論系
理学療法士や作業療法士に必要な問題解決能力について解説
リハビリテーションの現場において、とても重要な能力になってくるのが『論理的思考力』や『問題解決能力』であると僕は思っているるのですが、じゃあこれら能力の使い所ってどこかという話しなんですが。 臨床現場において、これら能力が一番必要とされる... -
臨床推論系
【臨床推論に必須能力】論理的思考力が高い人の3つの特徴
リハビリテーションの現場において、私きんたろーが最も必要であると考えている能力。 それが、『論理的思考力(ロジカルシンキング)』です。 論理的思考力とは、目の前に広がっている様々な情報を紐解き解釈することであり、これは日々現場において臨床... -
痛みの科学
【生物医学モデルとは?】腰痛と姿勢-構造-生体力学の関連性を検証してみた
「慢性腰痛の原因を述べなさい」 と言われた時、みなさんはどのような要因を頭の中に思い浮かべるでしょうか? 多くの場合、『姿勢アライメントの問題』や『筋肉の問題』、『関節の問題』そして『バイオメカニクスの問題』といった、これら身体構造に起因... -
痛みの科学
【腰痛の新常識】腰痛があるからといって体幹筋力が弱いとは限らない
リハビリテーション業界をはじめ、整体・整骨院業界の中でもおそらく最も多い疾患の一つが『慢性腰痛』ではないかと思います。 厚生労働省が示した『2019年 国民生活基礎調査の概況』において、健康についての項目で最も有病率の高い疾患が男性の場合が腰... -
症例発表&論文
【それ、言ったもん勝ちでは?】症例発表時に気をつけた方がいい考察の書き方
リハビリテーション業界において、必ずと言っていいほど行われているのが『症例発表』です。 これは、日頃行っている自分自身の臨床を他者に説明するイベントですが、正直なところ恐らく多くの人が「できればやりたくない」と思っているのではないでしょう... -
痛みの科学
腰痛に対する一撃必殺的な治療法なんて存在しない
リハビリテーション業界をはじめ、整体や鍼灸業界においても必ず対象となるであろう疾患、それが『腰痛』ではないでしょうか? リハビリテーション業界であれば、主に術後のリハビリなど急性腰痛に関わることが多く、整体や鍼灸業界であれば慢性的に腰痛に...